🚛10年かけてごみ収集車を研究していたら、まさかの受賞!
この度、AIoT研究室と中澤仁先生の共同研究チームが、ごみ収集車の研究で日本「リサイクル技術開発本多賞」を受賞しました!
ごみ収集車を10年も研究してきた「ごみ収集車博士」として、今の心境は——複雑だけど、やっぱり嬉しい 😂

🌟受賞テーマ:ごみ収集車を「賢く」するプロジェクト
受賞したのは 「細粒度ごみ排出量データ×地域ごみ管理・収集・減量のデジタル推進プラットフォーム『ごみゼロ湘南』」
簡単に言うと:
- 🧠 ごみ収集車にAIセンサーを搭載
- 🗺️ 収集ルートを最適化
- 📊 ごみ排出状況を可視化
- 🌱 湘南地域のごみ減量と資源循環を目指す
🎯私たちのアプローチ
藤沢市・鎌倉市・横須賀市を中心に、AIセンサーを搭載したごみ収集車でデータを収集。ごみ収集を「経験頼り」から「データ駆動型」に進化させました!
関連論文:
- “Cruisers: An Automotive Sensing Platform for Smart Cities using Door-to-door Garbage-Collecting Trucks” (Ad Hoc Networks, 2019)
- “Evaluating the Spatio-temporal Coverage of Automotive Sensing for Smart Cities” (ICMU 2017)
- “DeepCounter: Using Deep Learning to Count Garbage Bags” (IPSJ Journal, 2020)
- “JumpQ: Stochastic Scheduling to Accelerating Object-detection-driven Mobile Sensing on Object-sparse Video Data” (SenSys 2025)
- “Object Size Classification in Garbage Disposal Sensing System Using Monocular Depth Estimation” (AIoTSys 2025, Best paper award)
🙏感謝の気持ち
この賞は以下の方々のおかげです:
- 🏢 ご協力いただいた藤沢市、鎌倉市、横須賀市の皆様
- 👨🎓 深夜までコーディングしてくれた河崎隆文さん、三上和量さん、黄文浩さん
- 👩🔬 一緒に研究を進めてきた共同研究者の皆様:中澤仁先生と柘植晃さんはじめ慶應SFC中澤・大越研究室の皆さん、田中浩也研究室の皆さん
- 💰 研究を支えてくださった日本学術振興会(JSPS)および国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の皆様
皆様のご支援がなければ、この研究成果は生まれませんでした!
🎉ごみ収集車博士のつぶやき
「博士号を取得してから、日本でごみ収集車を研究すること10年—— センサーネットワーク、スマートシティビッグデータから、 エッジコンピューティング、デジタルツインまで、 ごみ収集車のデータに乗って一路前進してきました 🚛💨
もしかすると、一生ごみ収集車から逃れられないかもしれませんが、 世界をもう少しきれいにできればと思います 🌱」
🔗詳細情報
#研究の果てはごみ収集車 #科研ちくわぶ #10年一車 #ごみ収集車博士の逆襲
AIoT研究室 - AIで世界をよりスマートに、たとえごみ収集であっても!